ステンレス包丁も悪くない

鋼性の包丁の愛用者も多いのですが、ステンレス包丁だって悪いわけではありません。
ステンレス包丁のメリットは何といっても錆びにくい点にあります。
鋼性は水気が残った状態で収納すると錆びてしまい、切れ味が悪くなってしまいます。
ステンレスだとそのようなことはないので、気軽に使えますね。

中には柄の部分もステンレスでできたものがあり、持ち手の木が腐ってしまうデメリットも解消されます。
持ち手部分の隙間に汚れが溜まることもないので、オールステンレスは衛生的にもいいですね。
鉄だと食材にニオイが付くこともあるのですが、ステンレスはそんなこともありません。
柔軟性があり軽いのもメリットですね。

研ぎやすくはありますが、やはり寿命は鋼性に比べると短いです。
一度刃こぼれしてしまうと、どんなに研いでも切れ味はなかなか戻りません。
しかし何といっても使い勝手はいいので、料理初心者だけではなくプロでも活用できます。
包丁の素材選びに悩んだら、最初は迷わずステンレスを選んだ方がいいでしょう。